Late Blooming Story

占いに行くたびに「大器晩成」と言われ続け、未だその時期を待ち続けるアラサー独女の日々の出来事を綴ります。

『迎え火の山』


【本】などというカテゴリーを作成していたことをすっかり忘れていました。


土曜日にBOOKOFFまで往復10km弱を歩いてゲットしてきた小説のひとつ。裏表紙のあらすじに「出羽三山」と「即身仏」という文字があったというだけの理由で手に取りました。

即身仏については高橋克彦さんの小説でも取り上げられていたこともあり、この作品も即身仏のあり方なりについて触れているのかなと思いきや。即身仏は素材のひとつといった程度の登場具合で、作品全体はもっと根本的な心霊世界だったり、政治と結びついた歴史的宗教観だったり、日本という国の性質についての学びが多い作品でした。


歴史の面白さを感じると同時に、描かれた心霊世界のリアリティーに、単なるホラー小説よりも余程心の芯に響く恐怖を感じました。

個人的にはあまり得意ではないハードボイルド風味な描き方なので、登場人物たちの台詞回しや立ち振る舞いにはあまり魅力を感じなかったのは残念ですが、高橋克彦さんと同様に東北出身のこの作者、やっぱり東北を舞台にした作品に定評があるそうです。

他の作品もぜひ読んでみたいと思いました。











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